光設計で手がけた小田急線沿線の栗原の自邸「江戸Styleの家」の紹介です。敷地は喜多見駅から徒歩6分くらい、変形三角形の27坪の狭小敷地です。自然素材を使いながら、雨を2トンのタンクに溜めてトイレの流し水、屋根に散水して夏のクーリングに利用しています。エコロジーへの取り組みが評価されグッドデザイン賞を受賞しました。

三角形の敷地にあわせて建物も三角形になっていますが、室内に入ると三角形に見えないように工夫をしています。ダイニング4.5畳、小上がりの畳のリビング5.5畳ですが建具の開閉で狭くも広くも暮らせるような工夫の間取りになっています。

2階のお風呂はコウヤマキの木のお風呂です。イロハモミジを植えた坪庭に面していて露天風呂感覚でバスタイムを楽しむことができます。

小上がりの畳リビングです。床はなら無垢フローリング、壁は珪藻土。天井は杉のJパネルです。

405畳のダイニングです。雪見障子で中庭を楽しめます。

小上がりの畳の下は大きな引き出し収納になっています。構造の梁を表しにしています。

玄関は左官屋さんの豆砂利洗い出し仕上げです。

露天風呂感覚で楽しめる2階のお風呂です。バスタブは高野槙です。

壁と天井は水に強いカナダ杉にドイツの自然塗料リボスを塗装しています。

 

夏の間は西側にゴーヤとヘチマで緑のカーテンを作っています。

 

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